遅すぎたIWC脱退宣言

鯨は可愛いと言う理由で捕鯨はけしからんと言い出したのは何時頃からだっただろうか。私が外資会社にいたとき第一次石油ショックの頃1974年初めてアメリカに行ったときのことである。着くなりアメリカ本社の社員が私に新聞記事を見せながら嫌がらせをした。その記事を読んでみると「クジラを捕って食べる日本人はけしからん!JALをボイコットせよ」という内容の記事だった。直ちに私は次のように反論した。「クジラがそんなに可愛いかどうか見たことがないのでわからない。牛の方がよっぽど可愛いよ!それを殺して食べるアメリ人はどうなんだと。JALとクジラは関係ないよと。」するとそのご人は反論などできず途端に黙ってしまった。単純なのだ。そんなことを言えばどう言われるか解らないのだろうか。アメリカのメディアまでがその程度だ。
 このことは今から45年も前の私の経験である。その後反対論者は牛は家畜として増やすことができるがクジラを養殖することはできないので絶滅する危険性を危惧する論法に変わった。日本はその後綿密な調査を続けた結果次第に増え続け、絶滅どころか逆に他の魚が減るという危険性を指摘しながら適切な量なら捕鯨しても良いのではないかと国際捕鯨委員会IWCにデータを提示しなが説得に努めた。その間調査捕鯨船がシーシェパードなどの海賊たちに散々邪魔されたことは知ってのとおりである。食文化の違いは世界のどこにもあることだし、数量的に減少しない範囲での捕鯨がなぜ認められないのか。
 論理的に反論できない反対論者はまた変な理屈を考えたのである。他の魚と違ってクジラは知能の高い哺乳類だからだという。それならば豚も牛もかなり知能の高い哺乳類ではないか。捕鯨をしこたまやったのはもともとアメリカではないか。彼らは食べるのではなく、クジラから取れるオレインは潤滑油として優れているにで乱獲したではないか。自分たちが利用価値がなくなると関係ない国まで抱き込んで反対させる有様だ。これもアメリカファーストなのだろうか。他国の食文化を理解しようなどという気持ちはなく、しかも論理的に説明もできず、可愛いからダメという感情論理を優先するとすれば日本いじめとしか言いようがない。
 こんな分からず屋のIWCなど脱退するのは当然だし、いかにも遅すぎた。私は戦時中クジラの肉を嫌という程食べたものだし、食糧難の折本当に助かったのである。憲法や国際法より情緒法を優先する韓国と同じではないか。

 

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