ゴーン氏は日本を舐めている。舐められた裁判所

ゴーン元日産会長の取り調べに関する新聞記事で毎日賑わっている。今までの経緯をみていると何やらやり切れない気持ちで一杯になる。
 まず最初にゴーン氏が20年ほど前窮地に陥った日産自動車を建てなおすべく迎えられた。
しかし、彼がやったことは、コストカットが殆どで納入価格の強制的な値下げ、下請けいじめ、従業員の首切りなど非情な行為であった。もともと日産という会社があれほどダメになった理由といえば当時の川又社長時代に労組天皇と言われた塩路一郎の異常なまでの権限であった。車のデザインまで塩路一郎のハンコがないと決められないくらい情けない状態だったガバナンスの不在にあったのである。このことは著者ハルバースタムが「覇者の驕り」という本で詳しく指摘している。この状態では日本人では誰がやっても自力では改善できそうにないからゴーン氏を呼んだことは間違いない。ゴーン氏には日産社員に対する愛情も、納入業者に対する感情も気にせずに無情に手が打てることを期待しただけのことで特別な能力があったわけではない。
 さて、ゴーン氏による値下げ要求に反旗を翻した業者も多々あった。当時日経ビジネスの記事に「下請けの反乱」という記事があったことをよく覚えている。その中のトップ記事に自分がよく知っている会社で、茅ヶ崎の日本プレス(株)が日産の下請けを拒否したという記事があったので早速熊沢社長になかなかやるじゃないかと言ったことをよく覚えている。関西ペイントも値下げに応じなかったので日産から切られたらしい。などなど下請けは強制的に、一般納入業者もいじめに仕方なく応じる会社、応じなくて切られた業者など数限りない。このような要求は日本人経営者にはなかなかできない。仕方なく今まで縁もゆかりもない人をトップを連れてきてやらせたのである。
 このような非情な経営方針で傍迷惑も考えずにひたすら業績を回復させ、発展してきたことは間違いない。ゴーン氏は日産を愛社精神で会社経営をするのではなくどこまでも欲深く、会社を我が物にし、私物化してしまったのである。塩路一郎がゴーン氏に変わっただけのことで相変わらずガバナンス不在に変わりはない。
 話は変わるが、検察の再逮捕に関して外国のメディアの評判を気にしてか裁判所がこれ以上の拘留を認めなかったことである。そんなことで正しい裁判ができるのか。情けない話である。日本は中国や韓国のように報復逮捕するような野蛮国ではない。全く遠慮せず徹底的に解明してほしい。ゴーン氏は日本を舐めている。
 

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