夏川草介 「神様のカルテ0」

読んだ順番が逆になってしまったが、この”0”は栗原がまだ医学生の5年生から研修医の頃のことの内容だ。この巻の中で心に残った言葉がある。
「人は一生のうちで一個の人生しか生きられない。しかし、本はまた別の人生があることを教えてくれる。沢山の本を読めば沢山の人生を体験できる。そうすることによって沢山の人の気持ちが分かるようになる。そして優しい人になれる。優しさは想像力なのだ。」
 なるほどと自分も思うが、果たして自分が優しい人にはなかなか成れないでいる。想像力に欠けるにかもしれない。反省。
 人間には「神のカルテ」というものがあると内科部長はいう。神様がそれぞれの人間に書いたカルテだ。つまり、医者にできることは限られた命のなかで何ができるか考えることだ。と・・・・
最近の医療で植物状態の人間を何が何でも一日でも長生きさせるために自分の意思に関係なくパイプにつながれて医療機器の補助の力を借りて生かすという行き過ぎた治療があるが、このような治療は神様のカルテから逸脱した行為であり、本来の人間の尊厳を認識し自然に帰るべきであろう。自分もそう遠くない将来そのように望んでいる。

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