鈴木光司 「楽園」

日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞作品である。
先に宇宙物理学の本を何冊か読んだからか、何故かファンタスチックな小説を読みたいと思い探してみた。この本の内容は一万年の時を越えて生まれ変わっていく人間の姿を描くもので、遠い昔モンゴルで愛し合いながら分かれてしまった二人の男女がいた。この二人の魂は、伝説の「赤い鹿」の彫刻の精霊に守られながら18世紀のタヒチに近い南海の孤島、そして現代のアメリカへと。今は有名な作曲家になっているが、一般には理解しがたいような不協和音を取り入れた作品で、それも「赤い鹿」の伝説によるインスピレーションに導かれたのだろうか。あるいは遺伝子が引き継ぐことによるものなのだろうか。
 この小説、読み始めは何だろうかとよく分からなかったが先はどうなるのだろうかなどと読まずにはいられなくなってしまう不思議な小説だった。

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