気候変動サミットの愚か

温室効果ガスの削減即ち化石燃料の使用を減らしてCO2の排出を減らそうとする努力は必要ないとは思わないが、世界のこのところの動きをみていると科学的というよりも政治的色彩が強すぎるように思えてならない。温暖化理論で不都合の真実を隠し一方的に化石燃料を悪者にしている。例えば地球は温暖化してはおらず、むしろ氷河期に向かっているという学説もあるなかそちらに言い分は全く無視されつづけている。果たしてどちらが正しいのかを徹底的に議論したという記録もない。したがって自分にもどちらが正しいか判断できない。それはさておき、世界第二の経済大国であり、世界覇権をめざすと自認する大国中国がことこの問題になると発展途上国だといい、しばらくは化石燃料をふんだんに使い、CO2を出し放題で、カーボンニュートラルの目標は2060年だという。一方アメリカ、日本などは2050年を目標にしている。しかも目標の数字そのものがいかにも政治的で合理的には思えない。この10年の隔たりは経済的覇権は決定的であろうことが予想される。
 早い話がCO2を最も排出する基幹産業であるべき鉄鋼は先進国は完全にコスト的に太刀打ちできなくなり壊滅するであろう。水素還元技術による製鉄などの研究の進展もあるかも知れないがその前にダメージは決定的であろう。基幹産業産品を中国に握られてしまったのでは益々中国の思うつぼになってしまう。
 話は変わるが、先日プライムニュースで小泉環境大臣が化石燃料の輸入に支払う費用を考えればそれを減らして再生可能エネルギーの開発および発電コストにかけることは当然だといっていた。
トヨタ自動車の社長は今の自動車がすべて電気自動車に代わったら日本は100万人の雇用を失うであろうといっているが小泉大臣は逆に雇用を生み出すと反対のことを言っていた。問題はどちらも正しいのかも知れないが、移り変る産業構造の転換がうまく合致しながらということが重要だろう。何が何でもCOP26で約束したからそれに向かって突き進むでは危険である。中国のような曖昧で、しかも国際ルールなど守らない国、そしてアメリカも政権次第ですぐに脱退し、目標を反故にするからである。
 日本だけが独自路線という訳にはいかないだろうが現実を考えながら、ずるく立ち向かうことも必要なのではないか。日本は政治的にも技術的にも今でも世界中で一番まじめにやっていること間違いないのだから。なのに昨年だったか「化石」などと汚名を着せられたのにじっと我慢している日本。悪口など気にする必要はない。
 

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