垣根涼介「信長の原理」

信長に関する歴史小説は多数ある。一体「信長の原理」とはなんだろうと話題のこの小説を改めて読んでみた。信長は蟻の行列を見ながらある法則を見出したという。一所懸命仕事をする働き蟻、そこそこ働くが適当にサボる蟻、初めから働かない蟻、この比率が2:6:2の比率であることに気がつく。 一番働く優秀な蟻だけを選別し、実験するとその中でもまた同じよ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

柚月裕子「検事の信義」

任官5年目の検事・佐方貞人は、認知症だった母親を殺害して逮捕された息子・昌平の裁判を担当することになった。昌平は介護疲れから犯行に及んだと自供、事件は解決するかに見えた。しかし佐方は、遺体発見から逮捕まで「空白の2時間」があることに疑問を抱く。普通は検察の調査報告通りの論告によって裁判が行われるのが通例である。ところが新米とも言えるまだ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

篠 綾子「青山に在り」

川越藩筆頭家老の息子・小河原左京は、学問剣術いずれにも長け、将来を嘱望される13歳の少年。ある日、城下の村の道場で自分と瓜二つの農民の少年、時蔵と出会ったところから、運命の歯車が大きく動き出す―。実はこの二人は双子の兄弟だった。実の父親は農民ながら武士を切り殺したことを悩み自害してしまった。双子の捨て子は全く異なる環境で育てられたのだっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

原田マハ「総理の夫」

 アート小説系の作品が多い著者にはめずらしい政治の世界を書いた小説である。勿論フィクションであるが、その内容はあの東北大地震前後に自民党が下野したころを題材にしている。はじめは民主党政権なのかと思ったが全く違っていた。なかでもあの壊しやの闇策士の小沢一郎らしき人物が登場するところは現実と似ている。この小説の主人公は日本で初めて誕生する女…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

原田マハ 「いちまいの絵」

アート小説作家として人気を誇る原田マハが自分の作家人生に強い影響を与えた絵画、あるいは美術史の中で大きな転換となったルネッサンス後の絵画そして後世の芸術家たちに影響を与えた革新的な絵画などの中から26枚を選んで画家の思い、メッセージ、愛や苦悩などを著者の視点で解説しながら綴った小説である。  自分は海外旅行の折、オルセー美術館、ウフツ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

渡貫淳子「南極ではたらく」

既婚で子供もいる家族の主婦の著者が料理人として南極大陸の越冬隊員に応募する。1、2回目は書類選考で落選するも3度目に合格。第57回越冬隊に参加することになり、いよいよ準備に取り掛かるところから始まる。南極に行ってしまえば、現地で食料を調達することはできないので、参加する30人の1年分の食材を具体的なメニュウも考えながら準備しなければなら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

隠れ富士と茶畑

先週木曜日に富士山を背景にした茶畑の写真撮影に出かけたが曇りがちで空の色が冴えなかった。 もう一度撮りたいと思うものの、その後雨や曇りがちの天気が多くなかなかチャンスがない。一番茶を刈り取った後では葉の形がきたなくなってしまうし、そろそろ梅雨も間近なので焦っていた。昨日の木曜日は全国的に晴れとの予報なので前回より朝早く出かけた。見渡す…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

富士山と茶畑の風景

5月は八十八夜茶摘みの時期である。富士山の姿と茶畑をテーマに写真撮影を計画していたので一番茶を摘む前の新芽の若葉色をした茶畑と残雪の富士山の姿を撮りたいと思い、9日朝8時に出発。圏央道、東名を経て富士インターチェンジで出て、10分くらいで9:30ごろ大渕笹場に着いた。駐車場からすぐのところに電柱や送風機のない綺麗な茶畑がある。背景には日…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

憲法記念日に考えること

 国民民主党が自由党と合併した。合併する前国民民主党及び自由党の支持率はそれぞれ1.6%、0.3%であった。合併後は私の予想通り減ってしまい0.9%となった。当たり前の結果である。合併の理由がもともと話にならない。野党第一党の立憲民主党に対し、自分たちが第1党になりたいがために、あの節操のない壊し屋で何が信念かもわからない悪名高き小沢一…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

佐々木譲 「獅子の城塞」

信長の命で石工の次郎左は西南蛮に城塞の技術を習得するため2年もかけて命がけで渡る。ローマではサン・ピエトロ聖堂の天蓋を築き名が売れ始める。トスカーナ、フィレンツェ、ネーデルランドなどで活躍。イスパーニャに攻められてばかりのネーデルランドという当時の弱小国がどのようにして切り抜けてきたかが細かに描かれている。この時代は10年も休戦してその…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

深緑野分「ベルリンは晴れているか」本屋大賞3位

ヒトラーのナチスの時代そして敗戦後のドイツの国民の隣近所の人たちが、疑心暗鬼に暮らさざるを得ない不幸せ、裏切り、密告を恐れながらの生活。そんな中で恩人が歯磨きに混入させた青酸カリで殺される事件が起きる。ミステリーの面白さもある中でこの世界で実際に生きた人々、人間とは思えない行動の恐ろしさを感じる。アウシュビッツなどの残虐行為は一部のナチ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

坂戸山のカタクリと八海山の風景

4月27~28日新潟県六日町へカタクリの群落の写真撮影と温泉を兼ねて旅行した。27日出発の時は曇りだったが関越トンネルを超えると雨が激しくなりその日は一日中止まないのでホテルの屋上で雨に濡れながら温泉を楽しんだ。あくる28日は全国的に天気がよいので朝9時ごろチェックアウトし先ず坂戸山を訪れる。山の麓に車を置き緩い坂を登りながらあちこちの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

城山カタクリの里

昨日インターネットで「カタクリの群落」と言うタームを入力すると1時間ほどで行ける場所に城山カタクリの里(相模原市緑区川尻)があることがわかった。ところが今日4月21日が最終日で閉園になるというので急遽朝8:30出発。圏央道経由だと40分ほどで現地に到着する。新潟の六日町の群生地はまだのようなのでこちらを期待していたが、ここはすでに遅すぎ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

藤原正彦著「国家と教養」

「国家の品格」を書いてベストセラーになった著者が今回「国家と教養」を出した。 著者は次のように指摘している。 平成という時代は日本がグローバリズムに蹂躙された時代であった。その結果、格差が広がり、日本の国柄が大きく傷つけられた。惻隠の情、卑怯を憎む心、情緒などを失ってしまった。日本人が本来もつ尊い国民性によって培われた国柄を失いつつ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

桜の季節

桜の命は短く今が見頃かと思えば散り始める。4月4日晴天に恵まれたので出かけて見た。エドヒガンザクラのしだれは終わり、東京のソメイヨシノはすでに満開である。今回は横浜の三池公園、三渓園に行くことにした。桜の写真は難しい。背景をよく考えることも必要である。空が曇っていると白とピンクで色が単純でコントラストに欠け面白くない。今日は幸いほとんど…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

長興山のしだれ桜と庭の花

小田原から箱根登山鉄道に乗り換え、3つめの入生田駅で降り徒歩で30分くらい坂道を登ったところに、樹齢300年のエドヒガンザクラが2本ある。インターネットによると今が満開、しかも今日は晴天なのでカメラを持って出かけた。満開ではあるもののこの老木の先端が枯枝になっているので残念ながらいい写真にはならなかった。以前に韮崎の「わに塚の一本桜」、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

乙川優三郎「この地上において私たちを満足させるもの」

乙川自身が小説家としての誕生と歩みを綴る自伝的小説。 戦後父母を失い、兄ともうまくいかずうちを出て和歌山の住友金属工業で働くが職場の仲間の死亡事故があり、そのことで会社を揺する別の仲間などの手伝いをさせられ、社会の裏の世界を経験したりで結局会社を辞め旅に出る。フランスの画家たちが住む下町の人たちの世界、スペインの高級別荘地のコスタ・デ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

 氷室庭園の椿

今日は昨日と違って風もなく穏やかな晴天だ。ちょうど今頃は椿の季節なのでカメラを持って氷室庭園に出かけてみた。ここには全部で62種類の椿が植えられており、早いものは12月から咲くものもあり5月ごろまで次々と咲くようになっているが3月に咲くものが最も多いようだ。かなりたくさんあるので、名前をメモしたが、撮影の画像の順番と一致せずでどれがどれ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ボケ味テスト2

前回に続いて標準ズームレンズSEL2470Zeiss及び望遠ズームレンズSEL70200GOSSレンズについてテストして見た。標準ズームレンズについては70mm望遠側でF4(開放値)で近接撮影(28~40cm) 、望遠レンズについては200mm望遠側でF4(開放値)で近接撮影(100cm前後)という条件で撮影してみた。 どちらのレン…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

原田マハ「生きるぼくら」

麻生人生は小学生の頃親が離婚し、母子家庭で育つ。中学、高校でイジメにあい引きこもりが始まる。24歳になっても引きこもったまま、そんな時突然母が当面の5万円と年賀状を残して家出する。路頭に迷った引きこもり青年は残された10枚の年賀状のうち、父方の祖母からの一枚の住所を頼って行くことになる。まだ父がいた頃よくこのうちに行って遊んでもらったこ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

CP+2019とボケ味テスト

2月28日から3月3日までパシフィコ横浜でCP+2019(camera&photo)が開催された。 ソニー専属のプロカメラマンたちのスペッシャルセミナーがあり二日間参加した。このセミナーはソニーの最新の技術によるカメラの本体の機能とレンズの組み合わせでプロカメラマンが実際に撮影した作品を超特大のディスプレーに再生しながら解説する講座で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

真藤順丈「宝島」

日本の敗戦後の1952年から1972年(返還)までの、アメリカ統治下に置かれた沖縄の姿をフィクションではあるが、かなりの部分は事実の基づいた内容である。我々がこの当時の沖縄での生活が実際どうであったか断片的にしか知らないように思う。沖縄は何故あれほど反米、反本土なのか、この本を読むと理解できるような気がする。1972年日本に返還されたも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

我が家の春

寒い冬もこのところ急に4月の気候になったり、何やら冬と春が同居しているような感じがする。我が家の庭には生垣の山茶花はもう終わりに近いが、例年もっと早く顔を出す筈の福寿草が今満開だ。紅梅は満開で白梅はこれからちらりほらりだ。四月のはずのぼけが今にも咲きそうである。夏みかんも大きな果実をつけて食べ頃を待っている。一昨年から始めた椎茸が顔をの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

門田隆将「裁判官が日本を滅ぼす」

裁判員裁判制度ができる前の話である。なぜ素人が裁判員として裁判に関わるようになったかをこの本を読むとよくわかる。誰もが裁判というものは真実を追求し、正しい判決をしてくれることを信じている人も多かったと思うがこの本を読むと裁判官とはこれほど偏って、しかも何が真実かを極めるのではなく、自分の都合の良いような判断を下すタチの悪い権力者に過ぎな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

佐々淳行著「目黒警察署物語」

著者は赤軍派の浅間山荘立てこもり事件で指揮を取られた公安部の佐々氏である。氏は佐々成政の子孫であり、私ごとでは防衛研究所に勤務していた私の甥の結婚式に来ていただいたこともあり、何かと身近に感じているものがある。そんなこともあり、昨年亡くなられた時新聞のコラムで「目黒警察物語」という本が紹介されていたので買って読んでみた。氏は大変な文才の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

安倍総理の中国外交に疑問

安倍総理は今までのどの総理よりも積極的にかつ実りある世界外交をやってこられ大いに評価されて良い。しかし、中国に対しては何か違和感を感じる。経済的に日本と中国の関係が大事なことは当然であるが、それにしても米中貿易問題、ITを含む安全保障問題などが逼迫するなか、また我が領土尖閣諸島を相変わらず侵犯されながら、また伊藤忠の社員がすでにスパイ容…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

門田隆将「この命、義に捧ぐ」 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡

この話はこの本を読むまで知らなかった。日本軍人として信念を貫き通し、蒋介石総統の恩に報いるために起こした行動はほとんで知られていない。今の日本が台湾の人たちに心から感謝されている所以でもあろう。根本中将は敗戦当時北支担当司令官であった。ポツダム宣言を受諾し、天皇陛下からの武装解除命令がなされた折、不法に攻めてきたソ連軍から4万人の日本人…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

厚労省の統計データ問題

500名以上の会社については全数調査することに決まっているものを、15年前から勝手に抽出調査方式に変えていたとい問題が発覚した。それを指摘されると嘘の上塗りをする始末。今日の新聞で元財務相官僚だった高橋氏が刑事告発ものだと書いていた。確かにその通りである。ところで、この統計手法が問題あるのかないのか本質的な議論はなされていない。どうも全…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

離合集散する問題議員を落選させよう!

国会議員の野党の連中は一体どのような国家を築きたいとの信念を持って議員をやっているのだろうか。もともと考えもかなり異なった人間が旧民主党を形成していた。小池氏が浅はかにもこの連中を引き連れて自民党を裏切り自分が希望の党の党首として自民党と対抗しようなどと企んだ。鳩山、菅、野田党首後国民からは信用されず低迷を続ける中、ほとんどの民主党の連…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

門田隆将「吉田昌郎と福島フィフティー」

この本の内容はあの東北大地震と津波による東電の原発事故で、家族、地域住民、日本国を救うため決死の覚悟で吉田所長と65人に及ぶ福島の協力者の詳細を書いたノンフィクションである。  大方のことは知っていることが多いが、具体的にどんな覚悟でこの人たちが行動したかの詳細は知られていない。吉田所長は自分は初めから死を覚悟して望んだが、自分一人で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

篠田節子「竜と流木」

日米ハーフのジョージはパラオ諸島の小さな島ミクロタタで、おたまじゃくしかトカゲに似た小さなかわいらしい両生類で淡水の池に住む「ウアブ」という珍しい生き物に興味を持ちその生態を研究し始める。このウアブのおかげで水が浄化され人間の生活を助けてくれている。ところがその小さな島の開発されその池に住むことができなくなるため保護クラブを結成し、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

野沢温泉スキー

冬山の天気の予想は難しい。統計によると1月前半が比較的安定しているということになっている。自分たちの都合と天気の予想を相談しながら、今年は北海道をやめて野沢温泉スキー場とし、1月16~18日を計画した。北陸新幹線のおかげで便利になったので自家用車で行くのはやめた。朝7時ごろ茅ヶ崎を出発すれば現地には午前中に着く。16日はゲレンデは雪で、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

百田尚樹 「日本國紀」 を読んで

正月に是非この本を読もうと思って購入した。作者の著作には「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」 「カエルの楽園」「地獄と化したカエルの楽園」など多数あるが、この「日本國紀」は神話日本から現在までの日本の歴史を実にわかりやすく解説しながら書いた歴史書である。今の日本では近代史、特に大東亜戦争の敗戦後の真の歴史を学校では教えてこなかった。アメ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

門田隆将 「奇跡の歌」 を読んで

ちょうど私が昭和34年大学を卒業して入社した頃、その会社の社員で構成している吹奏楽団が「南国土佐を後にして」をよく演奏していた。そんな思い出もあり、この「奇跡の歌」を感慨深く読んだ。 この歌は作者が不明だそうで、大東亜戦争の頃高知の連隊が中支の激戦の戦場で生と死の狭間にいた兵士たちが異国の地で土佐の故郷を偲び、家族に思いを馳せながら行…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ゴーン氏は日本を舐めている。舐められた裁判所

ゴーン元日産会長の取り調べに関する新聞記事で毎日賑わっている。今までの経緯をみていると何やらやり切れない気持ちで一杯になる。  まず最初にゴーン氏が20年ほど前窮地に陥った日産自動車を建てなおすべく迎えられた。 しかし、彼がやったことは、コストカットが殆どで納入価格の強制的な値下げ、下請けいじめ、従業員の首切りなど非情な行為であった…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

遅すぎたIWC脱退宣言

鯨は可愛いと言う理由で捕鯨はけしからんと言い出したのは何時頃からだっただろうか。私が外資会社にいたとき第一次石油ショックの頃1974年初めてアメリカに行ったときのことである。着くなりアメリカ本社の社員が私に新聞記事を見せながら嫌がらせをした。その記事を読んでみると「クジラを捕って食べる日本人はけしからん!JALをボイコットせよ」という内…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「China 2049」 その2

 それにしても何故50年近くも中国に騙され続けたのか。最初は確かに中国がソ連を警戒して米中が協力できればそれに圧力をかけられることが主目的だっただろう。約20年後の1990年にはソ連は崩壊した。そして中国にとってもアメリカにとっても今はソ連はなく脅威ではなくなった今ではロシアが中国を警戒している有様だ。なのにその後30年も騙され続けたの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

マイケル・ピルズベリー著「China 2049」を読んで

この本の内容は中国専門家として、またアメリカ政府の対中政策に最も深く関わってきたマイケル・ピルズベリー博士の中国論をまとめたものである。  1970年頃ニクソン政権時代特使としてキッシンジャー氏がいわゆる頭越し外交で急遽中国に接近し国交を開いたとされてきた。しかし、実はそうではなく当時中国がソ連を警戒するあまり、アメリカに打診したのは…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

菊の花 (マクロ撮影)

近所に菊の栽培を趣味にしている人がいて、毎年展覧会に出品し、賞を取っている。 今回は菊の花の全体を撮影するのではなくマクロレンズを使って背景をぼかして、部分を強調すするよう撮影して見た。幻想的で趣のある写真が出来上がる。 撮影機材: SONY ILCE7 M3 Lenz: SEL 2.8 90mm Macro G OSS…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

根本海岸の撮影

昨年のソニー主催の撮影会に参加できなかったので、今年の同じ時期に計画した根本海岸での撮影だ。前もって太陽の沈む位置と海岸の岩の位置そして干潮時間と日没時間が丁度良い日で、かつ天気の良い全ての条件が合致することが必要である。太陽の沈む位置が都合の良いのは10月以降3月までの期間、干潮は15日ごとになる。干潮でないと岩が現れにくいのでよくな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

中国とのスワップ協定は解消すべき

 今回の安倍総理の中国訪問、協力の約束について納得しがたいことが多い。この件に関し同様な意見が数多くみられる。何も私に限ったことではないことは明確だ。少し前に石平氏が日本は中国に協力するだけで日本がうるものはほとんどないと評論していた。今日の産経新聞には「日本はアメリカに弓を引いたのか」という見出しで西尾幹二氏が全く同様な見解を「正論」…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

内部告発者に報奨金を法制化すべき

先のブログにも書いたが、最近製造業の大企業がデータ改ざんなどの事件が眼に余るほど増加している。これらの事件が発覚したのは多くの場合内部告発によるものである。また公共工事などで大地震が発生して高速道路が倒壊した阪神淡路大地震の例がある。その時手抜き工事が発覚したとしてもすでにその工事を担当した下請け企業は存在していなかったのである。責任の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

心の教育(13年前に掲載した記事の再掲載)

私は35年程前(昭和45年頃)アメリカの外資会社に転職したことがある。その頃は日本の大会社もそろそろ研究投資に力を入れ始めていたもののまだアメリカの技術はかなり進んでいたし、アメリカのメーカーの研究投資は日本のそれを遥かにしのぐ状況であった。その頃の日本はまだ盛んにアメリカからモノ作りに関する技術を導入していた。しかし、ちょうど転職した…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

須坂、志賀高原、山田牧場方面の紅葉

10月15~16日志賀高原、山田牧場、松川渓谷、須坂方面へ秋の紅葉の写真撮影に出かけた。 信州中野で高速をでて一路志賀高原へと登る。途中標高1400mの所に第一のポイント「一沼」がある。10年前に行った時は素晴らしい天気と沼一面に紅葉したヒツジグサが見事であったが、今はヒツジグサは見る影も無い。今年の紅葉はすでに遅くまた先日の台風で枯…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本の対中国政策はどうあるべきか

安倍総理は今月中国を訪問する予定だ。何しに行くのだろうかよく分からない。先日、日中関係を改善したいと李克強氏が来日し、安倍総理も非常に良好な関係になったというようなことを言っていた。しかし、その後も相変わらず尖閣諸島付近に侵入したり、日本領海内に無断でブイを設置するなど違法行為をやめていない。慰安婦問抗議に関しては習近平の鶴の一声で取り…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

冲方丁「戦の国」

織田信長から始まって徳川家康までの戦国武将たちの生き様を描いたもので下記の6章からなっている。下克上とは道を作ることであるーーーー 1 覇舞踊   信長の桶狭間の合戦の様子(景虎の戦法を取り入れている) 2 五宝の鉾  上杉謙信の5度にわたる武田信玄との川中島の合戦の様子 3 純白き鬼札 明智光秀の下克上 4 燃ゆる病葉 関…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

二宮敦人「最後の医者は雨上がりの空に君を想う」上・下

「桜を見上げて君を想う」の続編 福原副院長は親父の院長から依頼された有力者の手術をせず友人の音山医師を優先したため親父から干されてしまう羽目になる。肩書きはそのままだが、ほとんど仕事のない部署に回される。一方桐子医師と神宮寺看護師はクビになってしまう。  1.とあるチャラ男の死ーーーHIV~エイズ、美穂という女はHIVをコントロール…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

上田早夕里「セイント・イージスの武勲」

18世紀頃のイギリスでは孤児達は男女を問わず消耗品のようにこき使われていたらしい。陸で働くよりは海軍にはいれば食べるだけはなんとかなると船に乗る子供達も多い。そこでは大砲の火薬運びが主な仕事で死と直面する。トビーという10歳にも満たない幼い孤児は軍艦に乗ることになる。戦いで沈められてしまうがが運良く救助船セイント・イージス号に助けられる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

柚月裕子「背負う者」あしたの君より

家裁調査官の話である。まだ見習いの期間中の調査官補がある万引きをした少女友里の調査を担当する。何を聞いても遊ぶ金が欲しかったというだけで何も口を割らないで調査官を困らせる。仕方なく調書の住所を頼ると意外なことを知る。万引きの少女の母親は妹と一緒にネットカフェでその日暮らし、妹は精神病を患っていることがわかり病院を調べると保険に入っていな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

二宮敦人「最後の医者は桜を見上げて君を想う」

大学で同期の仲間3人の医師が大きな総合病院に就職する。うち福島は父親が院長なので自分は若くして外科部長で副院長になる。3人はそれぞれ考えが異なる。副院長の福島は外科に関して腕に自信があり、がんの治療に関してできる限りの治療を施すという考えだ。仲間の桐子医師は治療に限界があるとわかっている場合、治療の結果苦しみが長引くだけならやめるべきだ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more