テーマ:随想

森絵都「ラン」

バスの事故で両親、弟を失い13歳の少女の環だけ生き残り一人ぽっちになってしまう。叔母に引き取られて育てられるが、その叔母も大学在学中に癌を患って亡くなってしまう。本当の一人ぼっちになってしまった環は大学も中途で辞めざるを得なくなり、パートタイムで働きならその日暮らしの生活となってしまう。しかし、心は一人ぼっちになるのではなくいつの間にか…
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原田マハ「総理の夫」

 アート小説系の作品が多い著者にはめずらしい政治の世界を書いた小説である。勿論フィクションであるが、その内容はあの東北大地震前後に自民党が下野したころを題材にしている。はじめは民主党政権なのかと思ったが全く違っていた。なかでもあの壊しやの闇策士の小沢一郎らしき人物が登場するところは現実と似ている。この小説の主人公は日本で初めて誕生する女…
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原田マハ 「いちまいの絵」

アート小説作家として人気を誇る原田マハが自分の作家人生に強い影響を与えた絵画、あるいは美術史の中で大きな転換となったルネッサンス後の絵画そして後世の芸術家たちに影響を与えた革新的な絵画などの中から26枚を選んで画家の思い、メッセージ、愛や苦悩などを著者の視点で解説しながら綴った小説である。  自分は海外旅行の折、オルセー美術館、ウフツ…
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渡貫淳子「南極ではたらく」

既婚で子供もいる家族の主婦の著者が料理人として南極大陸の越冬隊員に応募する。1、2回目は書類選考で落選するも3度目に合格。第57回越冬隊に参加することになり、いよいよ準備に取り掛かるところから始まる。南極に行ってしまえば、現地で食料を調達することはできないので、参加する30人の1年分の食材を具体的なメニュウも考えながら準備しなければなら…
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憲法記念日に考えること

 国民民主党が自由党と合併した。合併する前国民民主党及び自由党の支持率はそれぞれ1.6%、0.3%であった。合併後は私の予想通り減ってしまい0.9%となった。当たり前の結果である。合併の理由がもともと話にならない。野党第一党の立憲民主党に対し、自分たちが第1党になりたいがために、あの節操のない壊し屋で何が信念かもわからない悪名高き小沢一…
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佐々木譲 「獅子の城塞」

信長の命で石工の次郎左は西南蛮に城塞の技術を習得するため2年もかけて命がけで渡る。ローマではサン・ピエトロ聖堂の天蓋を築き名が売れ始める。トスカーナ、フィレンツェ、ネーデルランドなどで活躍。イスパーニャに攻められてばかりのネーデルランドという当時の弱小国がどのようにして切り抜けてきたかが細かに描かれている。この時代は10年も休戦してその…
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深緑野分「ベルリンは晴れているか」本屋大賞3位

ヒトラーのナチスの時代そして敗戦後のドイツの国民の隣近所の人たちが、疑心暗鬼に暮らさざるを得ない不幸せ、裏切り、密告を恐れながらの生活。そんな中で恩人が歯磨きに混入させた青酸カリで殺される事件が起きる。ミステリーの面白さもある中でこの世界で実際に生きた人々、人間とは思えない行動の恐ろしさを感じる。アウシュビッツなどの残虐行為は一部のナチ…
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藤原正彦著「国家と教養」

「国家の品格」を書いてベストセラーになった著者が今回「国家と教養」を出した。 著者は次のように指摘している。 平成という時代は日本がグローバリズムに蹂躙された時代であった。その結果、格差が広がり、日本の国柄が大きく傷つけられた。惻隠の情、卑怯を憎む心、情緒などを失ってしまった。日本人が本来もつ尊い国民性によって培われた国柄を失いつつ…
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原田マハ「生きるぼくら」

麻生人生は小学生の頃親が離婚し、母子家庭で育つ。中学、高校でイジメにあい引きこもりが始まる。24歳になっても引きこもったまま、そんな時突然母が当面の5万円と年賀状を残して家出する。路頭に迷った引きこもり青年は残された10枚の年賀状のうち、父方の祖母からの一枚の住所を頼って行くことになる。まだ父がいた頃よくこのうちに行って遊んでもらったこ…
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CP+2019とボケ味テスト

2月28日から3月3日までパシフィコ横浜でCP+2019(camera&photo)が開催された。 ソニー専属のプロカメラマンたちのスペッシャルセミナーがあり二日間参加した。このセミナーはソニーの最新の技術によるカメラの本体の機能とレンズの組み合わせでプロカメラマンが実際に撮影した作品を超特大のディスプレーに再生しながら解説する講座で…
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門田隆将「裁判官が日本を滅ぼす」

裁判員裁判制度ができる前の話である。なぜ素人が裁判員として裁判に関わるようになったかをこの本を読むとよくわかる。誰もが裁判というものは真実を追求し、正しい判決をしてくれることを信じている人も多かったと思うがこの本を読むと裁判官とはこれほど偏って、しかも何が真実かを極めるのではなく、自分の都合の良いような判断を下すタチの悪い権力者に過ぎな…
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門田隆将「この命、義に捧ぐ」 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡

この話はこの本を読むまで知らなかった。日本軍人として信念を貫き通し、蒋介石総統の恩に報いるために起こした行動はほとんで知られていない。今の日本が台湾の人たちに心から感謝されている所以でもあろう。根本中将は敗戦当時北支担当司令官であった。ポツダム宣言を受諾し、天皇陛下からの武装解除命令がなされた折、不法に攻めてきたソ連軍から4万人の日本人…
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厚労省の統計データ問題

500名以上の会社については全数調査することに決まっているものを、15年前から勝手に抽出調査方式に変えていたとい問題が発覚した。それを指摘されると嘘の上塗りをする始末。今日の新聞で元財務相官僚だった高橋氏が刑事告発ものだと書いていた。確かにその通りである。ところで、この統計手法が問題あるのかないのか本質的な議論はなされていない。どうも全…
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離合集散する問題議員を落選させよう!

国会議員の野党の連中は一体どのような国家を築きたいとの信念を持って議員をやっているのだろうか。もともと考えもかなり異なった人間が旧民主党を形成していた。小池氏が浅はかにもこの連中を引き連れて自民党を裏切り自分が希望の党の党首として自民党と対抗しようなどと企んだ。鳩山、菅、野田党首後国民からは信用されず低迷を続ける中、ほとんどの民主党の連…
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門田隆将「吉田昌郎と福島フィフティー」

この本の内容はあの東北大地震と津波による東電の原発事故で、家族、地域住民、日本国を救うため決死の覚悟で吉田所長と65人に及ぶ福島の協力者の詳細を書いたノンフィクションである。  大方のことは知っていることが多いが、具体的にどんな覚悟でこの人たちが行動したかの詳細は知られていない。吉田所長は自分は初めから死を覚悟して望んだが、自分一人で…
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百田尚樹 「日本國紀」 を読んで

正月に是非この本を読もうと思って購入した。作者の著作には「永遠のゼロ」「海賊と呼ばれた男」 「カエルの楽園」「地獄と化したカエルの楽園」など多数あるが、この「日本國紀」は神話日本から現在までの日本の歴史を実にわかりやすく解説しながら書いた歴史書である。今の日本では近代史、特に大東亜戦争の敗戦後の真の歴史を学校では教えてこなかった。アメ…
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ゴーン氏は日本を舐めている。舐められた裁判所

ゴーン元日産会長の取り調べに関する新聞記事で毎日賑わっている。今までの経緯をみていると何やらやり切れない気持ちで一杯になる。  まず最初にゴーン氏が20年ほど前窮地に陥った日産自動車を建てなおすべく迎えられた。 しかし、彼がやったことは、コストカットが殆どで納入価格の強制的な値下げ、下請けいじめ、従業員の首切りなど非情な行為であった…
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遅すぎたIWC脱退宣言

鯨は可愛いと言う理由で捕鯨はけしからんと言い出したのは何時頃からだっただろうか。私が外資会社にいたとき第一次石油ショックの頃1974年初めてアメリカに行ったときのことである。着くなりアメリカ本社の社員が私に新聞記事を見せながら嫌がらせをした。その記事を読んでみると「クジラを捕って食べる日本人はけしからん!JALをボイコットせよ」という内…
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「China 2049」 その2

 それにしても何故50年近くも中国に騙され続けたのか。最初は確かに中国がソ連を警戒して米中が協力できればそれに圧力をかけられることが主目的だっただろう。約20年後の1990年にはソ連は崩壊した。そして中国にとってもアメリカにとっても今はソ連はなく脅威ではなくなった今ではロシアが中国を警戒している有様だ。なのにその後30年も騙され続けたの…
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マイケル・ピルズベリー著「China 2049」を読んで

この本の内容は中国専門家として、またアメリカ政府の対中政策に最も深く関わってきたマイケル・ピルズベリー博士の中国論をまとめたものである。  1970年頃ニクソン政権時代特使としてキッシンジャー氏がいわゆる頭越し外交で急遽中国に接近し国交を開いたとされてきた。しかし、実はそうではなく当時中国がソ連を警戒するあまり、アメリカに打診したのは…
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中国とのスワップ協定は解消すべき

 今回の安倍総理の中国訪問、協力の約束について納得しがたいことが多い。この件に関し同様な意見が数多くみられる。何も私に限ったことではないことは明確だ。少し前に石平氏が日本は中国に協力するだけで日本がうるものはほとんどないと評論していた。今日の産経新聞には「日本はアメリカに弓を引いたのか」という見出しで西尾幹二氏が全く同様な見解を「正論」…
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内部告発者に報奨金を法制化すべき

先のブログにも書いたが、最近製造業の大企業がデータ改ざんなどの事件が眼に余るほど増加している。これらの事件が発覚したのは多くの場合内部告発によるものである。また公共工事などで大地震が発生して高速道路が倒壊した阪神淡路大地震の例がある。その時手抜き工事が発覚したとしてもすでにその工事を担当した下請け企業は存在していなかったのである。責任の…
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心の教育(13年前に掲載した記事の再掲載)

私は35年程前(昭和45年頃)アメリカの外資会社に転職したことがある。その頃は日本の大会社もそろそろ研究投資に力を入れ始めていたもののまだアメリカの技術はかなり進んでいたし、アメリカのメーカーの研究投資は日本のそれを遥かにしのぐ状況であった。その頃の日本はまだ盛んにアメリカからモノ作りに関する技術を導入していた。しかし、ちょうど転職した…
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日本の対中国政策はどうあるべきか

安倍総理は今月中国を訪問する予定だ。何しに行くのだろうかよく分からない。先日、日中関係を改善したいと李克強氏が来日し、安倍総理も非常に良好な関係になったというようなことを言っていた。しかし、その後も相変わらず尖閣諸島付近に侵入したり、日本領海内に無断でブイを設置するなど違法行為をやめていない。慰安婦問抗議に関しては習近平の鶴の一声で取り…
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日本にすり寄る中国

米中貿易戦争が拡大する中、困り切った中国があられもなく日本にすり寄り出した。過去にあれだけ反日を煽り、日本にはレアアースをやらないなどと経済的に日本を困らせてやろうと前温家宝首相の憎たらしい顔を思い出す。アメリカや日本から技術的にも経済的にも多くの援助を受けながら自分たちが名目上経済大国第2位となるや横暴を振り回し近隣諸国の迷惑も何構わ…
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ヒステリー状態のトランプ大統領

最近の国内、国外の政治状況を見ると嫌な記事ばかりが目につく。 日本の野党の動きを見ると何を考えて離れたりくっついたりしているのか全く訳がわからない。国家国民を考えているとはとても思えない。支持率を期待しているのだろうが批判しかできないどの野党も支持率が上がる筈もない。立憲民主党も低下する一方だ。残る野党は泡沫のようなもの。評価するに値…
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小保方晴子「あの日」を読んで

忘れかけている人も多いことだろう。4年ほど前に理研の小保方晴子がiPS細胞より画期的なSTAP細胞を発見したという研究報告が発表された。しかし、その論文に写真の重複使用、その他いくつかの疑問があると指摘され問題となった。小保方氏本人は最後までSTAP細胞はありますとなんども主張していたし、実験者本人は最後までそれを信じていた。では検証実…
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「琥珀の夢」下巻

退職金と兄からもらった資金の半分を使って、衝動的に神戸から小樽まで一等船室旅をする。一等船室に乗るためには相応の服装をしなければならない。早速オーダーし、旅が始まった。船中でイギリスの公使などと親しくなるなどそれ相応の経験をする。また横浜港の規模の大きさに驚きながら将来の商売を考えたのだろう。帰ってからは赤玉ポートワインの味覚に挑戦、京…
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米朝首脳会談は予想通りの結果

あれだけ安倍総理は何度もアメリカを訪問し、核問題についてはCVIDを、それが完了するまで圧力を続ける。日本人拉致問題の提起について確認したにも関わらず、共同声明の文言にはどちらも記載されていなかった。CVIDについては記者会見での質問に答え、時間がなかったという。全く理由にもならない。日本人の拉致問題については話はしたが、文書にはしてい…
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ベトナム戦争での韓国兵による性暴行問題

韓国は日本に対し、ありもしない慰安婦強制をでっち上げ、これでもかこれでもかと何度も約束を反故にしてきた。また、今度は強制労働をでっち上げつつある。諸外国はこれを見てどう思ってるのだろうか。千年で も恨み続けると言った元大統領は皮肉にも千年くさい飯を食うことになろのだろうか。  さて、今回イギリスの民間団体がベトナム戦争で韓国兵がが犯し…
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