宇宙物理学を学ぶ

 武漢ウイルスのお陰で世界中がパニックになっている。自分がいつも通うスポーツジムも閉鎖、ならば図書館で好きな本を読もうと思って図書館に行くと3月に入ると31日まで閉館だという。はじめはのんびりしようかなどと思っていたが、よけいにストレスが溜まってしまう。2月29日図書館の閉館前に行って普通では決して読もうとしない本を探してみた。この際技術屋の自分だから宇宙物理学に関する本を読んでみようと下記の5冊を借りてきた。分かっても分からなくてもとにかく読んでみよう。

1 鈴木厚人「カミオカンデとニュートリノ」
2 梶田隆章「ニュートリノ小さな大発見」
3 ショーン・キャロル「ヒッグス」
4 大須賀 健「ブラックホールをのぞいてみたら」
5 桜井邦朋「何故宇宙は人類を創ったのか」

以上5冊を読んで4,5はあとで書くとして1〜3を読んだ感想を紹介する。

質量保存の法則という大原則がある。物理化学で最初に学ぶ法則である。
マクロの世界で簡単な例で示せば炭素が酸素と化合して燃焼すると炭酸ガスになる。その質量の合計は変わらない。
 C(原子量12)+O2(分子量32)=CO2(分子量44)・・・炭素12gと酸素32gから炭酸ガス44gができる。
ミクロの世界を考えるとこれら物質の元となる原子には陽子、電子、中性子などがあることは多くの人が知っているだろう。量子力学の世界も質量保存の法則が前提で、原子が崩壊した時に新たにできた新しい原子と放出したエネルギーの総和は一致するという論理からいろいろな粒子が発見される。理論が正しいかどうかは実験または観測で実証しなければ空想に過ぎないことになってしまう。ニュートリノがあることをカミオカンデでの実験で突き止めた小柴氏、ニュートリノ振動を実際に観測してニュートリノにも質量があることを証明した梶田隆章はノーベル賞を獲得した。
 ヒッグス粒子を書いた本は理解できず返却。ヒッグス粒子がなかったら我々人類は存在しないらしい。どれをとっても難解なことばかりでどれだけ理解できたかそれも分からないが宇宙をつくった神は何を考えて造ったのだろうか。人間の知恵などというものはちっぽけに見えてくる。遺伝子組み換えなどでモンスターを創ったら神様が怒って恐ろしい世界に変化してしまうのではないか。桑原、桑原・・・・
 原子は常に崩壊している。その速度は原子によって異なる。半減期というのは半減するに要する時間のことである。一度に瞬間的に核分裂を起こさせたのが原子爆弾であり、核分裂をコントロールしながらそのエネルギーをうまく利用するのが原子力発電だ。分裂の逆は核融合反応であり、太陽のエネルギーである。質量保存法則がある限り、分裂、融合に関わらず同じ状態が永遠に続くことはない。太陽も、我々の地球もいずれは寿命を迎える。自分の体そのものも常に崩壊しているのである。その前に人間という欲張りの知性を持った動物の存在が世界を崩壊させるかもしれない。などとへんな空想をしてしまった。
 次回はブラックホールについて書こうと思っている。

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